気まぐれバルーン

水平線の向こうには
誰も知らない国があるから

この波の向こうには
僕たちの未来があるはずだから

時々は風になって
風景の中にとけ込んで

飛んで行こう
風船のように あてもなく

(お元気で!気まぐれ屋さん)

白い雲を飛び越えて
青い海を飛び越えて

どこまでも
どこまでも…

翼なんて要らないさ
自由な心さえあればいい

僕たちのちっぽけな夢
ポケットいっぱいに詰め込んで

僕の町を飛び越えて
君の町も飛び越えて

フワリ フワ フワ
風の向くまま 気の向くまま

(気が向いたらまた戻っておいで)

だから 時々は風になって
風景の中にとけ込んで

飛んで行こうよ
風船のように あてもなく

僕たちの抱えきれないほどの夢
ポケットに詰められるだけ詰め込んで