君の秘密
今までずっと
君のこと探ってきたけど
もうそろそろ
諦めることにする
自分自身のことだって
そんなに分かってもないし
僕もそろそろ
忙しくなってきたからね
君のすべてが分かったとき
僕の由来や
今まで生きてきたことの意味も
何だか分かりそうな気がしてた
でも それを知ったからって
僕たちの未来が
どうなるって訳でもない
そう気付いたのさ
人って
僕たちのように
何も分からないまま産まれて来
何も分からないまま死んで行く
もしかすると
僕たちの幸せって
その間にひっそりと
在るのかもしれない