素描

いつまで経っても君を描けないままで居る
気に入ったようにペンが動かないんだ
描いては破り描いては破り…
そんなことを繰り返しているうち
いつの間にか
君を描くことが億劫になってしまった
でもね
あの時の君の笑顔は
確かに僕の心のキャンバスには描かれている