destiny

いつの頃からだろう
君を見て心が解き放たれるような思いがし始めたのは…
僕は何だか君をずっと以前から知っていたような気がする
ずっと、ずうっと以前
君がまだ居なく
僕もまだ存在していない頃から
君の声は母の胎内で聞いていたし
君の眼差しも、そのとき確かに僕は感じていた
いつでも僕を見守っていてくれるような優しさと一緒に
そうして僕らは生まれた
お互いの立場を異にして