夏休み

広がる梅雨空
鈍色のベールを脱げば
顔を出す夏空
コバルトブルーの夏が
僕らを迎えてくれる
季節の中で一番大きな夏が
満面の笑みをたたえ
僕らを迎えてくれるのだ
夏になったら僕は君に会える
君は必ず会いに来てくれる
ああ、僕はどんな風に君を迎えよう
束の間の季節を
どんな風に君と過ごそう
今年も良い夏にしたい
僕らが親子であることを
君が後悔しないように…